滋賀の弁護士の交通事故無料相談|草津駅前法律事務所|弁護士による無料相談、示談交渉、訴訟等
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ある程度の交通事故ですと、最初に総合病院を受診したり、救急車で大病院の救急に搬送されることがあります。
しかし、総合病院などは、平日の午前中しか外来を行っていなかったり、待ち時間が長いなど、町の診療所・個人の開業医やクリニックに比べ、通院するには不便な点も多いです。
そのようなときに、総合病院ではなく、クリニックに通院することで、後遺障害の申請時にメリットやデメリットなどはあるのでしょうか?
基本的には、通院するにあたっては、町の整形外科を扱うクリニックや診療所・個人医院の方がメリットが多いです。メリットは以下のとおりです。
通院がしやすい
クリニックの方が、診察時間や待ち時間などの点で、大病院よりも受診しやすいことが多いです。後遺障害が認められるかどうかや、慰謝料の金額などを決める際に、「どれくらいの頻度で通院したか」も考慮されます。大病院に通いにくくて通院日数が少なくなるよりは、通いやすいクリニックにしっかりと通院する方が、適切な後遺障害等級や慰謝料が認められやすくなります。
リハビリをしっかりしてくれる
大病院ですと、命に別状のない頚椎捻挫については、湿布だけを処方されて様子見、ということがよくあります。
他方で、これはクリニックによっても異なりますが、理学療法士がいて、リハビリルームを併設しているクリニックですと、医師の診察は2週間に1回程度で、そのほかの日はすぐにリハビリルームに通され、医師の指示のもと、理学療法士がマッサージや電気治療などを行ってくれます。
このような積極的なリハビリで症状が回復することもありますし、適切な治療を受けても症状が残った場合には、後遺障害等級が認められやすくなります。
検査は紹介状を書いてもらえる
小さなクリニックのデメリットと言えば、MRIなどの検査機器が整っていないという点が挙げられます。
しかし、患者が不安を訴えた場合や、医師が必要であると認めた場合には、検査機器の整った大病院での検査について、紹介状を書いてもらえる場合がほとんどです。検査のみ大病院で受けて、その後の結果やリハビリは、再びそのクリニックで受けることができます。ですので、検査機器が充実しているからといって、大病院へ通院をし続ける必要性はあまりありません。
以上のとおり、基本的には、頚椎捻挫であれば、通院がしやすく、リハビリ施設も併設されている整形外科のクリニックへの通院がお勧めです。